「今までは、ピル休薬期間の2日目~3日目に生理がきていたのに、今回は4日目になってもこない…」「正しく服用していたのに生理がこないのは異常?」と不安になる人は多いです。
「実は妊娠しているのではないか」「ストレスが原因で生理がこないことはあるの?」と考える人もいるはず。
今回は、ピルの休薬期間4日目なのに生理がこない場合に考えられることや、その場合の対処法を解説します。
結論、ピルを服用している時の生理は、休薬期間の2日目〜5日目に来れば問題ありません。
もし4日目になっても生理がなくても、気持ちを落ち着かせて休薬期間が終了するまで待ちましょう。
ひとまず、ピル服用中に性交渉の機会があったかや、自身の生活習慣を見直してみてください。
ここからは、ピルの休薬期間4日目でも生理がこない時に考えられる理由を解説します。
ピル服用中に性交渉の機会があり、休薬期間の7日目になっても生理がこない場合は、妊娠しているかもしれません。
低用量ピルの避妊効果は99%以上ですが、飲み忘れると91%まで下がるため、妊娠確率が高まることに注意しましょう。
飲み忘れがなかったか、規則正しく正しい用法・用量で服用できていたか思い出してみてくださいね。
子宮内膜が薄く保たれることで、ピル休薬期間中の出血がみられなくなることがあります。
ピル服用中の人の1%未満で起こるといわれている症状です。
4日目まで生理がこなくても、7日目まで様子をみて検査で妊娠の可能性が否定できれば、そのまま服用を継続して問題ありません。
ただし、不安な気持ちを解消するためにも、婦人科で相談するのがおすすめです。
低用量ピルの1つであるフリウェルには、希発月経の副作用があります。
希発月経とは、通常は25日〜38日である生理周期が39日〜89日になること。
副作用が原因で休薬期間中に生理がこない場合は、問題なくピルの服用を続けられますよ。
医師の指示に従って服用を継続しましょう。
短期間に大幅に体重が減少すると、女性ホルモンの分泌が抑制されるため、無月経になることがあります。
具体的には約3ヶ月〜半年の間に、5kg以上もしくは、体重の10%以上が減少した場合です。
極端なダイエットをおこない、休薬期間中に生理がこなくなった場合は、婦人科で相談しましょう。
心身にストレスがかかって女性ホルモンの分泌が乱れると、ピル休薬期間に生理がこないケースがあります。
一時的なストレスであれば、経過観察していたら生理が元に戻る場合がほとんどです。
自分なりのストレス解消法を見つけたり、規則正しい生活を心がけたりしましょう。
ストレスの原因が明確でも、3ヶ月以上生理がこない場合は婦人科で相談してくださいね。
低用量ピルとは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンを配合した薬のことです。
ピルの多くは実薬を21日間連続服用し、7日の休薬期間を設けます。
28錠シートのピルは、最後の7日分に有効成分を含まない偽薬が入っているため、飲み忘れを防げるでしょう。
21錠シートのピルを服用する時は、自分で休薬期間を設けて8日目から再開する必要があります。
- 排卵を抑制する
- 子宮内膜の増殖を抑える
- ホルモンバランスを一定に整える
これらの作用により、さまざまな効果が期待できます。
ここからは、低用量ピルの効果について詳しく解説するとともに、休薬期間を設ける理由もみていきましょう。
低用量ピルには、以下の効果が期待できます。
- 避妊効果
- 生理痛などの月経困難症の緩和
- PMS(月経前症候群)の緩和
- 生理不順の改善
- 子宮内膜症の進行の抑制
低用量ピルは経口避妊薬(OC)と呼ばれることもあり、コンドームやアフターピルよりも高い避妊効果があります。
ピルの休薬期間を設けることで、生理に代わる消退出血が起こるため、妊娠の有無を確認できます。
ピル服用中に停止していた卵巣の働きを、休薬期間中に再開させることも必要です。
「休薬期間は避妊効果が落ちるのではないか」と心配する人もいますが、休薬期間でも卵胞が育ち切らず排卵が起こらないため、妊娠の可能性はきわめて低いですよ。
ピルの休薬期間が4日目になっても生理がこない時、どうしたらよいか不安になる人も多いですよね。
ここからは、生理がこない時の対処法を紹介します。
ピルの服用中に性交渉の機会があった場合は、休薬期間7日目以降に妊娠検査薬を使用しましょう。
検査のタイミングが早すぎると、正しい判定が出ないことがあるため、適切な時期におこなってください。
あわせて、妊娠の初期症状が出ているか確認しましょう。
- 熱っぽい
- おりものの状態がいつもと異なる
- 眠気が強い
- 疲れやすい
妊娠検査薬が陽性だった場合は、できるだけ早く婦人科を受診してください。
性交渉がなければ、妊娠検査薬の使用は不要です。
妊娠検査薬で陰性、もしくは性交渉の機会がなく妊娠の可能性がない場合は、今までどおりピルを服用しても問題ありません。
ただし、休薬期間中に生理が来ない場合は、今後安心して服用を続けるためにも、処方医に相談するのをおすすめします。
飲み忘れもなくピルを服用できているのに、休薬期間中に生理がこない場合は、婦人科クリニックを受診して処方医に相談するのが望ましいです。
超音波検査や血液検査などにより、病気の早期発見につながるかもしれません。
定期検診を受けていない人は、性感染症や婦人科系疾患の可能性を視野に入れて受診してくださいね。
ピルの休薬期間4日目に生理がこないことは、異常ではありません。
いつもは2日目〜3日目に生理がある場合、不安な気持ちになるかもしれません。
しかし、休薬期間が終わるまで様子をみてください。
7日目になっても生理がこない場合は、妊娠検査薬を使用しましょう。
妊娠の可能性が否定できれば、ピルの服用を続けられるケースがほとんどです。
ただし、不安な気持ちを解消するためには、一度婦人科で相談してみましょう。
- ピルの休薬期間4日目に生理がこない場合でも、慌てずに休薬期間が終わるまで様子をみよう
- 妊娠以外にも、子宮内膜が薄くなったことや副作用、急激なダイエットなどが原因で生理がこないことも
- 出血の有無で妊娠の可能性を確認したり、休んでいた卵巣の働きを再会させたりするためにピルの休薬期間は必要
- 性交渉があった人は、休薬期間の7日目以降に妊娠検査薬を使用しよう
- 妊娠検査薬が陰性でも、不安な気持ちを解消するために婦人科で相談して

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