生理後にめまいがするのはなぜ?立ちくらみ・ふらつきの考えられる要因と対処法を解説

生理後にめまいがするのはなぜ?立ちくらみ・ふらつきの考えられる要因と対処法を解説

生理が終わってホッとしたいのに、立ちくらみがする・ふらふらする——そんな経験はありませんか。

めまいは生理中によく知られていますが、生理が終わったころに感じる方もいます。

この記事では、生理後のめまいで考えられる要因を、貧血やホルモン・自律神経の面からOiTr編集部がやさしく解説します。

めまいの種類や、見逃したくない受診のサイン、つらい日の過ごし方まで一緒に見ていきましょう。

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生理後のめまいは「気のせい」ではありません

「生理も終わったのにめまいがするなんて、気のせいかな」と思っていませんか。

でも、生理の前後は身体がさまざまに変化する時期で、めまいやふらつきが起こることもあります。

まずは、同じように感じる人がいること、そして背景に身体の変化があることから確認していきましょう。

生理が終わってもめまい・立ちくらみを感じる人はいる

めまいや立ちくらみは、生理中だけでなく、生理が終わったころに感じる人もいます。

背景はひとつとは限らず、いくつかの要因が重なって起こることがあると考えられています。

「我慢するしかない」ではなく背景に身体の変化がある

生理後のめまいの背景には、月経による鉄分の消耗や、女性ホルモンの変化などが関係していることがあります。

とくに女性は月経のたびに鉄分を失うため、ふらつきやすい時期があるのは自然なことです。

我慢するしかないとあきらめず、まずは考えられる要因を知ることから始めましょう。

OiTr編集部のひとこと

「めまいくらいで大げさかな」とためらう声を、記事を作る中でよく聞きました。でも、めまいは身体が出している立派なサインです。我慢して倒れてしまう前に、休む・相談するという選択を、どうか自分に許してあげてください。

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生理後に起こりやすいめまいの種類と感じ方

ひとくちに「めまい」といっても、感じ方によっていくつかのタイプに分けられます。

自分のめまいがどれに近いかを知っておくと、受診のときに症状を伝えやすくなります。

立ちくらみ・ふらっとするタイプ

急に立ち上がったときに、目の前が暗くなる・くらっとする・気が遠くなるようなタイプです。

脳に届く血液が一時的に減ることで起こるとされ、貧血や起立性のゆらぎと関係することがあると言われています。

ふわふわ・ぐるぐるするタイプ

体がふわふわ浮くように感じる「浮動性」と、自分や周囲がぐるぐる回るように感じる「回転性」があります。

回転性のめまいは耳の不調と関係することが多いとされますが、まれに別の原因のこともあります。

動悸や息切れをともなうことも

めまいと一緒に、動悸や息切れを感じることもあります。

貧血気味のときや、自律神経のバランスが乱れているときに起こりやすいと考えられています。

生理後にめまいがするのはなぜ?考えられる主な要因

生理後のめまいには、いくつかの要因が考えられます。

どれかひとつとは限らず、重なって起こることもあります。

代表的なものを順に見ていきましょう。

月経による鉄分の消耗と貧血・かくれ貧血

月経では血液とともに鉄分が失われます。

鉄は全身に酸素を運ぶヘモグロビンの材料のため、不足すると酸素が行き渡りにくくなり、立ちくらみや息切れ、だるさなどが現れることがあるとされています。

血液検査の数値が基準内でも、貯蔵鉄が少ない「かくれ貧血」の状態で同じような不調が出ることもあります。

生理にともなう貧血について詳しくは、こちらで解説しています。

女性ホルモンの変動と自律神経・起立性のゆらぎ

月経の前後では女性ホルモンが大きく変動します。

これが自律神経のバランスに影響し、急に立ち上がったときの血圧調整がうまくいかず、立ちくらみとして感じられることがあると言われています。

睡眠不足や疲労の蓄積

生理中の不快感で睡眠が浅くなり、その疲れが生理後まで持ち越されることもあります。

疲労や睡眠不足が重なると、ふらつきを感じやすくなると考えられています。

身体症状や過多月経との関係を含めた全体像は、こちらで解説しています。

見逃したくないめまいのサイン。早めの受診を考える目安

多くのめまいは経過を見ても問題ありませんが、なかにはすぐの受診が必要なサインもあります。

あわてず、でも見逃さないように、目安を確認しておきましょう。

強い回転性のめまい・手足のしびれ・ろれつが回らないとき

突然の強いめまいとともに、手足のしびれや脱力、ろれつが回らない、激しい頭痛、物が二重に見えるといった症状がある場合は、脳の不調のサインのことがあります。

こうしたときは、ためらわずに医療機関へ連絡するか、救急を検討してください。

倒れる・気を失う・繰り返すとき

実際に倒れた・気を失った、または軽くてもめまいが長く続く・繰り返す場合は、一度受診しておくと安心です。

背景に貧血や別の不調が隠れていることもあります。

婦人科・内科・耳鼻科、どこに相談する?

月経に関連するめまいや貧血が気になるなら、まずは婦人科や内科が相談しやすい窓口です。

ぐるぐる回る回転性のめまいや耳鳴りをともなう場合は耳鼻科も選択肢になります。

迷うときは、症状の出る時期や感じ方をメモして相談するとスムーズです。

更年期のめまいとの違いや何科に行くかは、こちらも参考になります。

今すぐできる!生理後のめまい・立ちくらみがある日の過ごし方

受診の目安に当てはまらない軽いめまいなら、日々の工夫で快適に過ごすヒントになることもあります。

無理のない範囲で取り入れてみましょう。

急に立ち上がらない・動作はゆっくり

立ちくらみを防ぐには、座った姿勢や寝た姿勢から立ち上がるときに、ゆっくり動くことが大切です。

めまいを感じたら、無理をせずその場にしゃがむか座って、落ち着くまで安静にしましょう。

転倒を防ぐため、支えのある場所を選ぶと安心です。

鉄分を意識した食事と水分・塩分のとり方

鉄分には、レバーや赤身の肉・魚に多い「ヘム鉄」と、野菜・大豆製品に含まれる「非ヘム鉄」があります。

非ヘム鉄はビタミンCと一緒にとると吸収が高まります。

また、水分が不足すると立ちくらみが起こりやすくなるため、こまめな水分補給を心がけましょう。

自分が鉄分不足ぎみか気になる方は、こちらでセルフチェックできます。

睡眠と休養でリズムを整える

十分な睡眠と規則正しい生活は、自律神経を整える基本です。

生理後の数日は「回復のための時間」と考え、いつもより早めに休む、予定を詰め込みすぎないといった工夫も役立ちます。

OiTr編集部のひとこと

この記事を作るとき、「生理後 めまい」と検索する人がいちばん知りたいのは何だろう、と編集部で話しました。対処法はもちろんですが、出てきたのは『これは様子を見ていいの?それとも危ないの?』という線引きへの不安でした。だからこそ、対処法と同じくらい“すぐ相談したほうがいいサイン”を具体的にお伝えすることを大切にしています。

よくある質問

生理後のめまいはいつまで続きますか?

個人差がありますが、生理の終わりごろから数日ほどで落ち着くことが多いとされています。長く続く・繰り返す場合は、別の要因(病気など)が隠れている可能性も考えられます。

生理後のめまいは貧血のサインですか?

月経による鉄分の消耗で貧血気味になり、めまいが起こることはあります。ただし、めまいの要因は貧血だけとは限らないため、気になる場合は医療機関で確認しましょう。

生理後のめまいに市販薬は使えますか?

めまいの要因によって、適した対応は異なります。自己判断で薬を続ける前に、薬剤師や医療機関に相談することをおすすめします。

毎月、生理後にめまいがあります。受診すべきですか?

毎月くり返して生活に支障が出ている場合は、一度婦人科や内科で相談すると安心です。背景に貧血などがないか確認してもらえます。

生理後のめまいは身体からのサイン。無理せず、必要なときは相談を

生理後のめまいは、「気にしすぎかな」と一人で抱え込みがちですが、背景には身体の変化があり、決しておかしなことではありません。

考えられる要因として多いのは月経による鉄分の消耗や貧血で、ホルモンの変動や起立性のゆらぎが関係することもあります。

軽いめまいは急に立たない工夫と鉄分・水分を意識した生活から、しびれ・ろれつの異常・失神をともなうときや繰り返すときは、早めに医療機関へ相談してみてください。

いつでもオイテルは、そんなあなたの「自分らしいからだのケア」をいつも応援しています。

この記事のまとめ
  • 生理後のめまいは身体の変化で起こることがある
  • 多い背景は月経による鉄分の消耗と貧血
  • ホルモンの変動や起立性のゆらぎも関係する
  • しびれ・ろれつの異常・失神をともなうときはすぐ受診
  • 急に立たない・鉄分と水分を意識して過ごす