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「冷房が寒くて仕事にならない!」と、職場で困った経験はありませんか?
中には体が冷えたことにより、体調を崩してしまった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、エアコンの設定温度を変えて欲しいとはなかなか言い出しにくいものです。
そこでこの記事では、冷房が寒い時の対処方法や、冷え対策のおすすめグッズを紹介します。
みんなはどうしてる?
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まずはオフィスの冷房が寒すぎて仕事にならないときにできる、簡単な対処方法を5つ紹介します。
いずれも他の人の迷惑にはならない方法なので、冷えに悩んでいる方はぜひ試してみてください。
冷房で寒さを感じたら、簡単なストレッチで身体を動かしましょう。
血流が良くなると体温が上がるため、寒さを和らげることができます。
おすすめは血管が集中している首や肩まわり、冷えやすい脚のストレッチを行うこと。
座ったままできるストレッチを紹介するので、身体が冷えたと思ったら実践してみてください。
- 椅子に座り、背筋を伸ばす
- 頭を右に傾ける
- 余裕があれば右手使い、頭をさらに深く傾ける
- 深い呼吸を繰り返しながら30秒ほどキープする
- 1の姿勢に戻り、左側も同じように行う
- 椅子に座り、背筋を伸ばす
- 両手を左右それぞれの肩に置く
- 肘で円を描くように、肩甲骨〜肩を大きく動かす
- 5回ほど回したら、反対回しも5回ほど行う
- 椅子に浅く座り、膝の真下に足をつく
- 右足を前方に伸ばし、かかとを床につけてつま先を上に向ける
- 両手を太ももに添え、背筋を伸ばす
- 息を吐きながら上半身をやや前傾させる
- 右太ももの裏側〜右ふくらはぎに伸びを感じながら、30秒ほどキープする
- 1の姿勢に戻り、左側も同じように行う
会社内を移動するときに、階段を使うのもおすすめの冷え対策の1つです。
ストレッチと同じように、身体を動かすことによって血流が良くなり、温かい血液が全身を巡ることで身体が温まりやすくなります。
特に、階段の上り下りで使う足の筋肉は大きな筋肉であるため、血行促進に効果的です。
会議やランチのための移動はもちろん、寒さを感じたらあえて別のフロアのトイレを利用するなど、階段を使って移動する機会を積極的に増やすと良いでしょう。
冷房対策として、温かい飲み物を飲むのもおすすめです。
寒さを感じたタイミングではなく、こまめに温かい飲み物を飲むことによって、身体を内側から温めることができます。
1日中温かい飲み物を飲み続けていれば、冷えを感じにくくなるでしょう。
飲み物はどんなものでも構いませんが、可能であればコーヒーや紅茶などのカフェインが含まれているものではなく、白湯や麦茶、ルイボスティーなど、ノンカフェインのものをおすすめします。
冷房が効きすぎていると思ったら、首・手首・足首の「3首(さんくび)」を温めましょう。
いずれも太い血管がたくさん通っているため、温めることで温かい血液が全身に巡り、結果的に身体全体が温まりやすくなります。
それぞれネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマーなど手軽に身につけれられるアイテムがあるため、オフィスでも着用できそうなデザインのものを常備しておくと良いでしょう。
冷房の風が直に当たる席にいる場合は、サーキュレーターなど冷房の風向きを変えるアイテムの導入を提案するのもおすすめです。
冷房の温度設定自体は変わらず風向きだけを変えるため、他の職員・従業員の迷惑にはなりません。
むしろ他の人にも冷房の風が届くようになり、一石二鳥です。
「冷房の風が当たって寒いので」と提案するのではなく、「涼しい風がみなさんに行き渡るように」と提案すれば、不快に思う人はいないでしょう。
「私さえ我慢すれば誰にも迷惑はかからないか…」と思うかもしれませんが、冷房による冷えを我慢するのは、百害あって一利なしです。
具体的にどのような悪影響があるのか、詳しく解説します。
身体の冷えは、生理痛や生理不順など、女性特有のトラブルの原因になります。
子宮をはじめとする内臓が冷えることで、それぞれのはたらきが弱まってしまうのです。
子宮のはたらきが弱まると生理の時に子宮が強く収縮して痛みを感じたり、卵巣機能にも悪影響がおよび生理不順になったりする可能性も。
さらに、ホルモンバランスにも乱れが生じやすくなり、月経前症候群(PMS)などを引き起こす可能性もあるため、十分に注意しましょう。
冷えを感じると、身体はできるだけ熱を逃さないようにするために、筋肉や血管を収縮させます。
つまり筋肉・血管が固まるため、全身の血行が悪くなるのです。
デスクワークの場合は長時間同じ姿勢を続けることが多く、それだけでも筋肉・血管は固まりやすくなっています。
それに冷えが加わることで、どちらもさらに固くなってしまい、首や肩の凝り・痛み、むくみなど、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
身体が冷えて血行が悪くなると、自律神経が乱れます。
それにより、頭痛や倦怠感を感じやすくなる、または眠れない・イライラする・不安感に駆られるなど、身体的にも精神的にも不調を感じやすくなる可能性があるため、注意しましょう。
また、夏場は冷房による冷えだけでなく、外気温と室温との温度差にも要注意。
暑いところから急に寒いところに入ると身体がストレスを感じ、それにより自律神経が乱れる可能性があります。
冷房による冷えは内臓にも影響します。
身体の表面の冷えが血液の冷えにつながり、冷えた血液が全身を巡ることで内臓まで冷えてしまうのです。
内臓が冷えるとはたらきが弱まるため、消化不良や便秘・下痢を引き起こす可能性がある他、代謝や免疫力を低下させる可能性もあります。
つまり、身体の冷えはダイエットや感染症へのかかりやすさにも影響するのです。
前述の通り、身体の冷えは代謝にも影響するため、肌荒れやくすみなどの肌トラブルが増える可能性も高いです。
腸内環境は肌と深い関係があることがわかっており、冷えにより内臓機能が低下することでも、肌トラブルが起こりやすくなると言えます。
さらに、冷房の風が直接当たると肌が乾燥するため、肌が荒れたりメイクののりが悪くなったりすることもあるでしょう。
冷え対策は身体を動かしたり温かい飲み物を飲んだりするだけではなく、ちょっとした防寒対策グッズを使うのもおすすめです。
続いては冷房がきいた寒いオフィスで使える、手軽な冷え対策グッズをご紹介します。
オフィスで使える冷え対策グッズとしてまずおすすめなのが、ひざ掛けやブランケットです。
寒いと思ったら足や肩にサッとかけるだけで、身体を冷えから守ることができます。
ポイントは、ひざ掛け・ブランケットの素材にこだわること。
もこもこした素材感のものやフリース生地のものを用意すれば、すぐに温かさを感じられるでしょう。
デザインにもこだわれば、寒いときも気分が上がりやすくなります。
続いておすすめなのが、カーディガンです。
シンプルなデザインであれば、スーツ・制服・ビジネスカジュアルを問わず取り入れやすく、手軽に体温調節できます。
温かい素材のカーディガンを1枚用意しておき、常にデスクに置いておくと良いでしょう。
また、私服の会社であればおしゃれを楽しみつつ防寒対策できるのも、カーディガンの魅力的なポイントです。
外から見えない防寒対策として、腹巻きもおすすめです。
温かい素材でお腹周りを覆っておくことで、内臓を冷えから守りやすくなります。
仮に身体の表面が冷えたとしても、内臓が冷えなければ身体の芯から冷えることはなく、自律神経の乱れや内臓機能の低下は防ぎやすくなるでしょう。
ほどよく着圧感があるタイプの腹巻きであれば着膨れしにくく、スーツの下でも私服の下でも安心して着用できます。

腹巻き
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温活ショーツを着用するのも、オフィスでさりげなくできる冷房対策の1つです。
保温素材を使用した温活ショーツなら体温が逃げにくく、温かさが循環されることで身体を内側から温めることができます。
ブランケットやカーディガンのように持参する必要がなく、下着として着用するだけの手軽さも魅力的。
ショーツは身体の中でも子宮付近を冷えから守れるため、女性には特におすすめです。

温活ショーツ
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レッグウォーマー・アームウォーマー・ハンドウォーマーも、オフィスで使いやすい冷え対策グッズです。
太い血管が集中している3首のうち、足首と手首を温められます。
ハンドウォーマーはタイピングしやすいように指先部分が空いていたり、レッグウォーマーはデスクで着脱しやすくなっていたりと、それぞれ使いやすい工夫がされています。
デザインや素材にこだわりながら、ご自身に合うものを探してみてください。

アームウォーマー
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デスクワークが多い場合は、デスクヒーターを使うのもおすすめです。
暖房のように温風が出るため、デスクの下に置いて使えば足元から身体を温められます。
温度調整機能がついているタイプであれば、その日の天気や冷房温度に合わせてより快適に使える点が魅力的。
コンパクトなサイズ感なら持ち運びしやすく、デスクが決まっていない人でも使いやすいでしょう。

デスクヒーター
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冷房によって身体が冷え、さまざまな不調を感じるようになる「冷房病(クーラー病)」は、近年問題視されつつあります。
仕事に支障が出たり、辛い思いをしたりしないためにも、予防・対策をしましょう。
最後に冷房病を防ぐポイントを3つ解説します。
冷房病を防ぐためにも、朝食は身体を温めるものを中心に食べましょう。
冷たい食べ物・飲み物を避けるだけでなく、生姜・ねぎ・ニンニクなど身体を温める効果がある食べ物を取り入れるのがおすすめです。
温かいスープにして食べれば、身体が芯から温まります。
また、トマトやきゅうりなどの夏野菜には身体を冷やす作用があるため、摂りすぎないように心がけると良いでしょう。
暑い夏は氷がたっぷり入った冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷房病を防ぐためにはなるべく控えるのがおすすめです。
冷たい飲み物を飲むと内臓が冷えやすくなり、身体の内側が冷えることで全身が冷えやすくなります。
可能な限り飲み物は常温を選び、冷房による寒さを感じたら温かい飲み物を取り入れるようにすると、冷房病の予防になるでしょう。
夜はシャワーで済まさず、お風呂に浸かる習慣を取り入れるのも、クーラー病の予防におすすめです。
身体が芯から温まるだけでなく血行が良くなるため、冷えに強くなります。
ただ、熱すぎるお湯にサッと浸かるのは、自律神経の乱れにつながるため避けましょう。
お気に入りの入浴剤などを入れ、少しぬるめのお湯にゆったり浸かるように心がけてください。
クーラー病や身体の冷えを根本から改善するなら、運動する機会を増やしましょう。
運動不足になると筋肉が固まりやすくなり、血行が悪くなります。
適度に身体を動かせば筋肉も血管もやわらかく保つことができ、血流がスムーズになるため冷えにくい身体になるでしょう。
運動する時間を作るのが難しい人は、歩く機会を増やす・積極的に階段を使うなど、少しだけ身体を動かす機会を増やしてみてください。
周囲のことを考えると、温度環境を変えて欲しいとは言い出しにくいもの。
とはいえ冷房の寒さを我慢すると、さまざまな不調を引き起こす可能性が高いです。
辛い不調を感じる前に、身体を動かしたり防寒対策グッズを使ったりして、身体を冷えから守りましょう。
可能であれば温かいものを食べる、運動する機会を増やすなど、生活習慣も見直して冷えに強い身体づくりにもチャレンジしてみてくださいね。
- 冷房が寒いと感じたら、身体を動かしたり温かい飲み物を飲むのがおすすめ
- 首・手首・足首の3首を温めると、身体全体が温まりやすい
- カーディガンや腹巻きなどの防寒グッズも冷え対策に効果的
- 冷房病を防ぐためには身体を温める食材を取り入れる・湯船に浸かる・運動習慣を身につけると良い