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「生理周期を把握して予定を立てるのに役立てたい」「妊娠を希望しているので、タイミングをはかるために排卵日を知りたい」と考えるとき、基礎体温の測定が役立ちます。
しかし、基礎体温の正しい測り方を知らないと、せっかく測定しても必要な情報が得られません。
今回は、基礎体温の正しい測り方やうまく測るコツ、基礎体温をつけるメリットなどを紹介します。
基礎体温とは、毎朝目覚めたときに測る安静状態での体温のことです。
基礎体温をグラフにすることで、生理周期に応じた女性ホルモンの動きが確認できますよ。
月経期を含め2週間ほど低温期があり、排卵してから次の月経が来る前の2週間ほど高温期が続きます。
また、低温期から高温期に移る前に体温が下がる陥落日があることも。
排卵前は卵胞ホルモンが優位に働きますが、排卵日以降から生理前までは黄体ホルモンの分泌量が増加します。
黄体ホルモンには体温を上げる作用があるため、排卵日以降は高温期となるのです。
基礎体温の変化は0.3~0.5℃程度とわずかなので、測り方を誤ると正確な数値を記録できません。
毎日測定するなら、正しい方法で適切なデータを得ましょう。
基礎体温の測り方は、次のとおりです。
- 目覚めてすぐに、婦人体温計を舌の下の中央にある筋の根元に当てるように置く
- 体温計を口に入れたら口を閉じる
- 寝返りやあくびをせず測定が終わるまで待つ
- 計測後は体温表に、測定値やその日の体調などを記録する
毎日測定を継続することで、基礎体温の変化をグラフにでき、低温期と高温期を見分けられるようになります。
基礎体温をうまく測り、見やすいグラフを作るには、次に紹介するコツを押さえましょう。
- 毎日決まった時間に測定する
- 4時間以上の睡眠をとる
- 続けやすい婦人体温計を選ぶ
もし夜勤があって睡眠のタイミングが不規則な場合は、4時間以上の睡眠をとったあとに測定してください。
また、実測式体温計は基礎体温の測定まで5分程度かかりますが、忙しい人は20~60秒で測定が終わる予測式体温計を選ぶと続けやすいですよ。
基礎体温計 婦人用
アプリ連動型など
基礎体温の測定は毎日継続する必要があるため、面倒だと感じやすいですが、基礎体温の変化を知ることにはさまざまなメリットがあります。
ここからは、基礎体温を測定するメリットについてくわしくみていきましょう。
基礎体温の変化をグラフにすることで、月経周期を把握できます。
月経が終わった低温期は心身ともに体調がよい時期ですから、旅行や遊びの予定を入れるのに最適です。
一方で高温期に入ると、食欲増進やむくみ、イライラや気分の落ち込みなどのPMS(月経前症候群)の症状が現れることも。
自分の生理周期がわかれば、体の不調にすぐに気づけます。
また、生理不順や不正出血がみられたときも、基礎体温の記録を持って病院を受診すれば、原因発見につながることも。
基礎体温の測定を続けることで排卵日を予測でき、妊娠しやすい時期を把握できるのもメリットです。
通常、2週間程度の低温期から高温期に移る前に排卵が起きます。
また、低温期から高温期に移動する前に体温が下がる日がみられることも。
排卵日の3日前から排卵が起こる1~2日後に性交渉をもつと、妊娠する可能性が高くなりますよ。
もし低温期と高温期の温度差が0.3℃以下だったり、グラフが低温期と高温期の2相にわかれなかったりする場合は、無排卵月経の可能性があるため婦人科を受診しましょう。
継続して基礎体温を測定していると、妊娠の可能性に気づきやすくなるのもメリットの1つ。
通常、高温相は2週間程度で、その後低温期に入り月経が始まります。
もし高温相が3週間以上続いていて生理が来ない場合は、妊娠している可能性が高いため、妊娠検査薬を使用しましょう。
基礎体温とは、必要最小限のエネルギーしか消費していない安静時の体温をさすため、体温の変動が最も少ない朝起きたときに測ります。
基礎体温は、女性ホルモンの変動による0.3~0.5℃程度のわずかな体温変化をみるものなので、少しでも動いてしまうと正確な数値を記録できません。
目覚めたらすぐに、起き上がらずに布団の中で測定してくださいね。
また、わきの下は汗をかき体温が変化しやすいですが、口の中は外気や汗の影響を受けず体温が安定しているため、口内の体温を基礎体温として測定します。
基礎体温を測定し続けるなかで、さまざまな疑問を感じることも。
ここからは、基礎体温の測定にかかわるよくあるQ&Aを紹介します。
もし基礎体温の測定を忘れてしまったとき、多くの人は「今までの測定の意味がなくなるのではないか」とあわててしまいがちです。
しかし長く継続することが大切なので、一度測定を忘れても気にせず、次の日から測定を再開しましょう。
測り忘れた日の欄は空欄にしておいてくださいね。
基礎体温の測定には婦人体温計を用いますが、普通の体温計で代用できないか考えるかもしれません。
しかし、低温期と高温期の温度差は0.3~0.5℃なので、0.1℃単位でしか測定できない普通の体温計では測定が難しいです。
基礎体温を測るには、小数点第2位まで測定できる婦人体温計を使用しましょう。
基礎体温は起き上がる前の安静な状態で測るものですが、ときには忘れて起き上がってしまうことも。
トイレや着替えのために起き上がってしまった場合は、その時点で体温を測定して、体温表に起き上がってしまった旨をメモに残しておきましょう。
時間に余裕があれば、30分程度安静にしてから測るとよいですよ。
もし二度寝してしまったときは、安静時の体温までは体温が下がりきらないため、高い値が出ることも。
いつもと違うタイミングで測定したときは、その内容を体温表にメモしておきましょう。
また、どうしても朝に測定できない場合は、夜の測定でもかまいません。
毎晩同じ時間に、30分以上安静にしてから測りましょう。
基礎体温の測定は、生理周期の把握や排卵日の予測、妊娠の可能性や体調の変化に気づくために有用です。
体温の変動が最も少ない朝目覚めてすぐに、口の中で測ってくださいね。
基礎体温の変化はわずかなので、普通の体温計ではなく婦人体温計を用意しましょう。
もし、トイレや着替えのために起きてしまったときや二度寝したあとなど、普段と違うタイミングの場合も測定し、タイミングが異なる旨を記録に残しておいてくださいね。
もし測り忘れた日があっても「また明日から測定しよう」と気楽に続けましょう。
- 基礎体温は毎朝目覚めたときに測る安静状態での体温で、女性ホルモンの変動に応じて0.3~0.5度程度変化する
- 正しい数値を測定するために、目が覚めたらすぐに口内で婦人体温計を用いて測定する
- 基礎体温の変化をグラフにすることで、生理周期の把握や排卵日の予測などに役立つ
- いつもと違うタイミングでの測定になったり、測り忘れたりした日があっても、過度に気にせず次の日から再開しよう
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