生理なのに長時間トイレに行けない時どうする?よくある悩みやリスク・対策を紹介

生理中に「長時間トイレに行けない」という状況は、決して珍しくありません。

授業中や会議、移動中など、ナプキンを交換できずに過ごさなければならない時間があると、不安や不快感を感じる女性も多いでしょう。

経血モレやニオイ、肌トラブルなど、気になって集中できなくなることも。

この記事では、生理中にトイレに行けない時に起こりうる心配事や体調への影響、できる対策、そして受診の目安について紹介します。

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生理なのに長時間トイレに行けない時の不安

「生理期間なのに6時間トイレに行けないけど大丈夫?」と心配になる女性は多いです。

すぐにトイレに行けない場面で、落ち着かない気持ちになってしまうのは当然のこと。

ここからは、ナプキンを長時間交換できないことで起こりうることや、実際に不安を感じやすい具体的なシーンを紹介します。

生理用ナプキンを長時間交換できないとどうなる?

生理用ナプキンを長時間交換できないと、経血が肌に長く触れることで蒸れやすくなり、不快感が強まります。

さらに経血量が多い人は「経血が漏れて下着や椅子を汚してしまうのではないか」と不安になるのではないでしょうか。

快適さを保つには、経血量が多い日は2時間~3時間に1回の交換が理想ですが、それが難しい状況だと不安やストレスにつながるでしょう。

経血漏れやナプキンのずれが心配になるシーンは?

授業やテスト中、長時間の会議、バスや電車での移動など、すぐにトイレに行けないシーンでは「経血が漏れていないか」「ナプキンがずれていないか」と気がかりになることも。

特に、経血量の多い日や動きが多い日は、モレやムレが気になって集中できないと感じる人も少なくありません。

ニオイが気になるシーンは?

教室や会議室、満員電車などにいると「周りに臭いと思われてないかな?」と不安になりやすいです。

経血には栄養が多く含まれるため、長時間放置すると雑菌が増えてしまい、不快な臭いを感じやすくなります。

ただし、本人はトイレでナプキンを交換する時にニオイを感じるものの、服を着て生活していれば周囲の人は気づかないことがほとんどです。

生理中に長時間トイレに行けない場合の体調への影響

生理日に長時間トイレに行けないと、経血漏れやニオイの懸念だけではなく、体調面にも影響が現れる可能性があります。

ここからは、起こりうるトラブルについて具体的にみていきましょう。

肌トラブルが起きやすい

ナプキンを長時間交換できないと、肌が汗をかいたり、経血によって湿度が上がったりして蒸れや摩擦が起こりやすくなり、肌トラブルの原因に。

特に、デリケートゾーンは皮膚が薄くて敏感なため、湿気がこもった状態が続くとバリア機能が低下し、炎症が起きやすくなります。

  • かゆみ
  • ヒリヒリ感
  • 発疹
  • ミミズ腫れ
  • お尻や太ももの発疹

ナプキンかぶれでは、このような症状が現れることが多いです。

腟カンジダ症になる可能性がある

生理でも長時間トイレに行けないと、ナプキンの中が長時間湿った状態になり、カンジダ菌が異常増殖して「腟カンジダ症」を引き起こす可能性も。

カンジダ菌は健康な人の口腔内や腟内などにも存在する常在菌ですが、異常に増殖すると不快な症状が起こります。

腟カンジダ症の代表的な症状は、以下のとおりです。

  • 腟と周辺のかゆみ
  • 粘度が高く、白い、カッテージチーズや酒粕のようなおりもの
  • 腟のヒリヒリ感、熱感
  • 外陰部の発疹や発赤
  • 排尿時の痛み

カンジダ菌の異常増殖を防ぐために、通気性や清潔さを意識した対策が大切です。

生理中に長時間トイレに行けない時の対策

誰しも、生理中どうしても長時間トイレに行けない時はあるでしょう。

さまざまな工夫で、心配事を減らせる可能性があります。

ここからは、長時間トイレに行けない時の対処法をみていきましょう。

肌に優しいナプキン・ショーツ型ナプキンを使う

肌に優しいナプキンやショーツ型ナプキンなどを選ぶことで、摩擦や蒸れによる肌トラブルを軽減しやすくなります。

生理中に長時間トイレに行けない状況では、肌への負担をできるだけ減らすことが大切です。

吸収量が多いナプキンは、外に漏らさずに済む一方で、通気性が悪いともいえます。

オーガニックコットン素材や布ナプキンなど、自分に合う商品を探しましょう。

ショーツタイプのナプキンは、ショーツとナプキンが一体化したもので、経血のモレをカバーしてくれるのが特徴です。

頻繁に交換できなくても、吸収面が広いのでモレの心配は少ないもの。

ショーツ型ナプキンのおすすめは、以下の記事で紹介しています。

ショーツ型ナプキンで生理中のモレや不快感を軽減できる?生理中でも快適に眠りたい人へ

月経カップやタンポンを使う

月経カップやタンポンは、腟に直接挿入して経血をキャッチするため、ナプキンに比べてモレや蒸れを抑えやすいです。

どちらも下着を汚しにくく、においが広がりにくい点がメリット。

ただし、使用時間を守らないとTSS(毒素性ショック症候群)のリスクがあるため、無理に長時間つけっぱなしにしないよう注意が必要です。

TSS(毒素性ショック症候群)については、以下の記事で解説しています。

TSS(毒素性ショック症候群)とは?タンポンと月経カップとの関係も解説

吸水ショーツとナプキンを組み合わせる

ナプキンだけでは心もとないと感じる時は、吸水ショーツとの併用がおすすめです。

吸水ショーツには経血を吸収する機能が備わっているため、ナプキンからのモレをカバーできます。

経血量が多い日や絶対に漏れたくない日は、ナプキンの羽が収納できるタイプの吸水ショーツと合わせると、ズレにくいでしょう。

吸水ショーツおすすめ5選!【2024年版】人気ブランドのアイテムを厳選紹介

夜用ナプキンを使っても経血が漏れる…婦人科を受診するタイミング

「夜用ナプキンを使っているのにすぐにモレてしまう」「吸収力の高いナプキンを選んでも追いつかない」と悩む人は少なくありません。

毎回のようにナプキンから経血があふれる場合は、「過多月経」の可能性があります。

過多月経のチェックポイントは、以下のとおりです。

  • 昼でも夜用のナプキンを使う日が3日以上ある
  • 普通のナプキンだと1時間ももたない
  • 経血にレバー状の塊が混じっている
  • 以前よりも経血量が増えて、生理期間が長くなった

過多月経に加えて、強い生理痛を感じているなら、子宮筋腫や子宮腺筋症などの婦人科系疾患が隠れているかもしれないので、婦人科を受診しましょう。

生理中に長時間トイレに行けない時は生理用品を工夫して!経血漏れが続くなら婦人科を受診しよう

経血漏れやニオイ、腟カンジダ症のリスクなどの観点から、生理用品はこまめに交換することが望ましいです。

しかし、授業や会議、外出中など、生理中に長時間トイレに行けないシーンは誰にでもあります。

不安や不快感を少しでも減らすために、自分に合った生理用品を選ぶことが大切です。

ナプキンのタイプを変えたり、タンポンや月経カップ、吸水ショーツなどを組み合わせたりすることで、モレや蒸れを防ぎやすくなります。

経血漏れが続く場合は過多月経の可能性があるため、婦人科の受診を検討しましょう。

この記事のまとめ
  • 経血量が多い日は2時間~3時間でナプキンを交換するのが理想
  • 生理中長時間トイレに行けないことで、経血漏れや肌トラブルなどが起こるかも
  • ナプキンを長時間交換できないと、雑菌が繁殖しやすい環境になる
  • 自分に合う生理用品を活用することで、不安や心配を軽減できることも
  • 経血量が多すぎる場合は、過多月経を疑って婦人科を受診しよう