生理痛は、月経時の悩みのタネにもなる症状の一つ。
毎月のように悩まされている人も多いのではないでしょうか。
個人差がありますが、月経困難症による下腹部痛は日常生活ですらままならい状態になることも。
この記事では、生理痛がある人と全くない人とでは何が違うのか詳しく解説していきます。
生理中の痛みは80%の女性が経験しており、なかでも3人に1人は「ひどい」生理痛に悩まされています。
外出中はもちろんのこと、日常生活ですらスムーズに送ることが困難なケースもあり、生理中の悩みのタネになりやすいのです。
その一方で、痛みが全くないと感じている人は20%。
個人差はありますが、痛みを感じやすい人とそうでない人には、大きな違いがあるのです。
では、具体的に何が違うのか、次項の「生理痛が全くない人の特徴」で見ていきましょう。
生理痛が全くない人は、体質や生活習慣が大きく関わっている可能性があります。
規則正しい生活を送っている人は、痛みが出にくく、食事や運動などに気を遣っている傾向があるのです。
そこで、生理痛が全くない人の特徴について紹介します。
生理痛が全くない人は、出産経験がある人が多い傾向にあります。
プロスタグランジンの分泌量が少なく、痛みを感じにくいからです。
プロスタグランジンとは、子宮内膜から分泌されるホルモンの一種。
分泌量が多いと生理痛が強く出る傾向があり、ホルモンバランスにも影響を及ぼします。
また、子宮口が広いことも痛みの軽減につながります。
妊娠・出産することで、子宮口が出産前に比べて広くなっているため、経血の排出がスムーズに行われやすく、痛みを引き起こすプロスタグランジン分泌も少なくてすむのです。
規則正しい生活習慣を送っている人も、生理痛が全くない人の特徴です。
痛みを和らげるための工夫している女性も多く、日常生活に気を遣っています。
なかでも、生理中は体を冷やさないように、温めることが大切。
温かい飲み物を飲んだり、ゆっくりとお風呂に浸かったりするなど、体の芯から温めるようにしましょう。
また、適度な運動や栄養バランスのとれた食事を意識することで、痛みを抑える効果も。
日々の習慣が生理痛を和らげることに繋がるので、できることから始めていきましょう。
生理痛が全くない人は健康的な証拠だといえます。
子宮に負担をかけない生活ができているからです。
女性の中には「毎月、生理痛があるのが当たり前」と考えている人も多く、そのまま放置しているケースも少なくありません。
しかし、その「当たり前」という考えは非常に危険です。
痛みがひどい人は、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫が隠れている可能性もあるため、生理中の痛みを軽く見てはいけません。
子宮内膜症や子宮筋腫については、出血量の多い過多月経の原因になる可能性があるため、注意が必要です。
生理中に痛みが全くない人は、決しておかしいわけではありません。
むしろ、痛みがない方が正常だと判断できるのです。
今回は、生理痛が全くない人の特徴について紹介しました。
体質や生活習慣によって痛みが生じることも多く、日常生活に気を遣うことで改善されるケースがあるのです。
いつもは生理痛が全くない人でも、ある時を境に痛みが生じる可能性も。
もし痛みが生じた場合は、性感染症やその他の病気が隠れている恐れもあるため、そのまま放置してはいけません。
また、素人の判断では症状が悪化する場合も考えられるため、月経中に痛みや違和感を覚えた時は、産婦人科へ相談をし、病院で適切な治療を受けましょう。
- 生理痛が全くない人の割合は全体の2割
- 生理痛が全くない人の特徴は、出産経験がある人や規則正しい生活を送っている人に多い
- 月経に関して痛みや違和感を覚えたら放置せずに産婦人科に相談しよう
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