「生理用のナプキンはどっちが前?」「前後の向きを間違えてズレてしまった」など、困っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ナプキンの前後の向きがわからない人に向けて、見分ける方法や正しい付け方を紹介しています。
正しく知識を身につけて、漏れやズレなどの悩みを解決させましょう。
生理用のナプキンは、前後の向きや正しい付け方がわからない女性は意外にも多く、間違った付け方で過ごしている人もいるのではないでしょうか。
付け方が間違っていると、漏れやズレなどのトラブルを引き起こします。
メーカーによって多少の違いはあるかもしれません。
しかし、ナプキンの前後の向きは決まっており、どのメーカーもおおむね共通です。
向きがわからない人は、前後の見分け方や正しい付け方を覚えて、生理中のトラブルを軽減させましょう。
次項で、ナプキンの見分け方について詳しく紹介していきます。
ナプキンの前後を正しく見分けられると、生理中でも快適に過ごせます。
紙ナプキンは前の幅が狭く、後ろが広くなっているのが特徴です。
後ろの幅が広くなっているのは、後ろ漏れを防ぐための工夫の一つ。
運動量が多い日や寝返りしたときも安心です。
また、羽つきの紙ナプキンの場合は、羽が前方に付いています。
羽はズレにくいだけではなく、前後の向きを見極めるポイントにもなります。
個包装のテープの位置も重要です。
テープがついている方が前になるため、包み紙を捨てる前にチェックしましょう。
前と後ろの見分け方は、布ナプキンも共通なので、ぜひ試してみてくださいね。
経血漏れやナプキンのズレに悩んでいる人は、付け方が間違っている可能性があります。
正しく付けて生理中のトラブルを防ぎ、より快適に過ごしましょう。
ここでは、ナプキンの正しい付け方について解説します。
まずは、ナプキンを袋から出して、前後をチェックしましょう。
前項でも触れていますが、ナプキンの前後の向きは、以下のポイントに気をつけてチェックしてみてくださいね。
- 幅が狭くなっている方が前
- 羽の位置(羽は前方に付いている)
- 個包装のテープが付いている方が前
前と後ろの向きを間違えてしまうと漏れやズレの原因になるため、ポイントを押さえておきましょう。
ナプキンは、生理用ショーツの真ん中に貼り付けましょう。
粘着シールが付いている面をショーツに密着させ、ズレないように付けます。
ロングタイプのものは、ショーツの後ろからはみ出ないように、貼り付ける位置には注意が必要です。
ナプキンをちょうどよい位置に付けることで、経血の漏れを防ぎます。
激しい運動や寝返り時などのズレやすいときでも、肌と紙ナプキンとの間に隙間ができにくく、漏れの不安を解消してくれるのです。
ナプキンに羽がある場合は、内側に折り込みましょう。
生理用ショーツのクロッチが二重構造になっているショーツの場合、クロッチ部分の1枚目の布と2枚目の間に羽を折り込みます。
クロッチ部分に折り込むことで、羽が直接肌に当たらないため、ストレスの軽減に繋がります。
クロッチが二重になっていないショーツの場合は、ショーツの裏側に羽を折り込みましょう。
羽の粘着をしっかりとショーツに付けることでズレを防ぎ、運動するときや経血量が多いときも安心です。
ナプキンを生理用ショーツに正しく付けられたら、生理用ショーツを履きましょう。
このとき、履き心地に違和感はないか、ナプキンがズレてないかをチェックすることで、装着時も快適に過ごせます。
違和感があった場合、最適な位置に付けられていない可能性があります。
また、ズレる場合は、ナプキンや羽が生理用ショーツにしっかりと密着していない可能性も。
正しい位置にしっかりと密着させることで、装着時の不快感が軽減されます。
生理用ナプキンを使用するときは、正しい付け方を身につけて、生理中の憂鬱をふきとばしましょう。
生理用品は、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
選び方一つで、生理中の快適さが変わるといっても過言ではありません。
生理用ナプキンにもこだわって、お気に入りを見つけましょう。
そこで、前後・横漏れを防ぐためのナプキンの選び方について紹介します。
漏れが気になる人は、吸水ポリマー採用のナプキンを選びましょう。
吸収力が抜群なので、経血量が多いときや、運動時にも安心です。
表面のサラサラ感が持続するため、生理中の不快感を減らせます。
また、ナプキンに経血が吸収されずに残るという事態が起こりにくいため、臭いの軽減効果にも。
長時間変えられないときでも、安心感の持続に繋がるのでおすすめです。
羽つきのナプキンは、ズレにくいのが特徴です。
生理用ナプキンの多くは、ショーツに密着させるための粘着テープが備わっています。
しかし、激しい運動や就寝時の寝返りなど、粘着テープだけでは不安になる人も。
羽つきであれば、粘着テープの効果と合わさり、ズレにくさがアップします。
特に、経血量が多いときは「ショーツが汚れてしまうのでは?」といつも以上に不安になりますよね。
羽つきナプキンを使えばショーツにしっかりと固定されるので、選択肢の一つに加えましょう。
ギャザーがついているナプキンは、漏れを防ぐ効果があるため安心です。
なかでも、漏れる不安が大きくなりやすいのが運動時や、経血量の多い日。
ギャザーがついているものであれば、横漏れの心配が軽減されるのでおすすめです。
前項で紹介した羽つきのものであれば、ズレる心配がありません。
羽つき+ギャザーが付いたナプキンを購入し、漏れないように対策しましょう。
生理中は、ナプキンのサイズにこだわることで安心感の持続に繋がります。
サイズを間違えると漏れる原因になるため、ショーツを汚してしまうことも。
そのため、快適に過ごすには、状況にあったサイズを選ぶことが重要です。
経血量が多いときは、ロングタイプのものを選びましょう。
ロングタイプであれば、後ろまで肌を覆ってくれます。
ショーツ型ナプキンであれば、寝返りしてもズレる心配がないので安心です。
また、経血量が少ないときは、短いタイプが適しています。
ゴワゴワ感がないため、付け心地がよく、不快感がありません。
吸水ショーツとナプキンをセットで使うことで、服に経血が漏れるのを防ぎます。
経血量に合わせた生理用品で、生理中のストレスを減らしましょう。
今回は、ナプキンの前後の向きがわからない人に向けて、見分け方や正しい付け方について紹介しました。
前後の向きがわからない人は意外に多く、生理中の憂鬱を引き起こす原因になっていることも。
漏れやズレなどでストレスを抱えている人は、ナプキンの付け方に問題があるのかもしれません。
一度付け方を見直すことで、改善できる可能性がありますよ。
生理用品の種類や付け方で、ストレスの軽減が期待できます。
生理期間でも快適に過ごせるように、不安な人は正しい付け方ができているのかチェックしてみてくださいね。
- ナプキンは前の幅が狭く、羽は前方に付いている
- ナプキンを開けた時、包装用テープが付いている方が前になる
- ナプキンを正しく付けることで漏れやズレの防止になる
- 正しい付け方と自分に合ったナプキン選びでストレスの軽減に繋げよう
- ナプキンの前後の向きを正しく理解し、生理中を快適に過ごそう
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