ナプキンを切らしている時や、外出先でナプキンを持っていない時に急に生理がはじまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。
すぐに買いに行けるとしても、それまで血が下着や服につかないか心配ですよね。
この記事は、突然生理が来てナプキンがない時の応急処置や、不安にならないようにするための対処法を紹介しています。
多くの女性が、急に生理が来て困った経験があるのではないでしょうか。
anan Beauty+が実施したアンケートによると、約90%の女性が「急に生理になって困ったことがある」と回答しています。
また、PAIRCAREが行ったアンケートにて「生理が来た時、ナプキンを持っていなくて困ったことがある」と回答した女性も、全体の約90%でした。
ナプキンを持っていなかった主な理由としては「生理予定日ではない時に生理が来た」「たまたま足りなくなった」などです。
手元にナプキンがない時に生理日を迎えてしまうのは、生理がある女性なら誰にでも起こる可能性があるトラブルなのです。
ナプキンやタンポンなどの生理用品は、家や職場などにストックしてあることが多いですが、うっかり切らしてしまったり、買い忘れていたりすることもあります。
また、外出先で急な生理になってナプキンを持っていなかったり、生理の日にナプキンポーチを忘れてきたりするケースもありますよね。
すぐに誰かからナプキンをわけてもらったり、コンビニなどでナプキンを入手できたりすればいいのですが、それが難しい場合もあります。
そのような時には代用品を使って、対処しましょう。
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家にいる時に生理になって、ナプキンのストックを切らしている場合は、家庭にあるものを使って応急処置ができます。
ただし、同じものを長時間使って陰部が湿った状態が長くなると、雑菌が繁殖しやすくなるため、できるだけこまめに取替えるようにしましょう。
この方法を覚えておくと、災害時や病気、怪我などの事情で生理用ナプキンが買えなかったり、入手が困難だったりする場合にも役に立ちますよ。
続いては、家で生理になってナプキンがない時に、代用品にできるものを紹介します。
市販の紙ナプキンには、経血を吸収するために高分子吸収体が使われています。
家庭にあるティッシュペーパーやペーパーナプキン、キッチンペーパーは吸水性があるので、ナプキンがない時の代用品にできるでしょう。
ティッシュペーパーやペーパーナプキンは、ある程度水に強い性質があります。
一方で、キッチンペーパーは吸収力も耐久性も優れていて厚みもあるので、キッチンペーパーの方がおすすめです。
ただし、紙製品はあくまで代用品なので、長時間の使用には向いていません。
経血が漏れないか心配な場合は、ショーツのクロッチ部をラップで覆って防水するなど、複数の代用品を使って工夫しましょう。
トイレットペーパーは、すぐに手に入るのでトイレットペーパーを折りたたんで臨時のナプキン代わりにしたことがある人も多いでしょう。
また、水に流せるので、使用後の処理も楽です。
ただし、トイレットペーパーは水に弱く耐久性があまりないので、あくまでも緊急時の応急処置として使うだけにして、長時間の使用は避けましょう。
また、単独で使うよりも、ショーツのクロッチ部にラップを巻いて防水できるようにして使ったり、布製品やコットン等の複数のアイテムと合わせて使ったりした方が安心です。
古いハンカチやミニタオルなど、家に使わなくなった布製品がある場合は、それらを使って即席ナプキンが作れます。
作り方は簡単で、清潔なハンカチやミニタオル、古い衣類の袖部分などを、ショーツのクロッチ部の幅に合わせて折りたたむだけです。
折りたたんだ布の中に、吸水性がある布やコットン、キッチンペーパーなどの紙製品をはさむと、厚みが増して使用感も良くなり吸水性も増します。
使用する布の材質は化学繊維よりも、肌に優しくて吸水性の高いコットンがおすすめです。
外出先や移動中で手元にナプキンがない時に生理が来てしまったら、ナプキンを入手できるまで手元にあるものを使って応急処置をする必要があります。
家にいる時よりも代用品の選択肢は少なくなりますが、トイレにあるものや自分の持ち物を使って、冷静に対処しましょう。
外出先でナプキンの代用品にできるアイテムには、次のようなものがあります。
ナプキンがない時に外出先で生理になったら、ティッシュペーパーかトイレットペーパーを折りたたんで、臨時のナプキン代わりにしている人がほとんどでしょう。
ティッシュペーパーは水に濡れてもある程度の耐久性があります。
また、トイレットペーパーは必ずトイレにあるのですぐ使えますし、水に流せるので使用後の処理も楽です。
手洗い場にペーパータオルがある場合は、併用すると吸水性が増すでしょう。
いずれにしても、経血量が多い場合は間に合わなくなるので、あくまでも応急処置として使うようにして、なるべくこまめに取り替えるようにしましょう。
清潔なハンカチかミニタオルが手元にあれば、外出先で生理になってナプキンがない場合に、布ナプキンの代用品にできます。
吸水性があり肌触りも良く厚みもあるので、紙製品を単独で使うよりも使い心地が良く安心感があるでしょう。
使い方は、ハンカチやミニタオルをナプキンの形に折りたたむだけ。
さらに、その中にトイレットペーパーやティッシュペーパーなど吸水性のあるものを入れると吸水力が増します。
ただし、直接陰部に当てるので、汚れている恐れがあるものは使わないようにしましょう。
生地はガーゼやコットンなど、天然素材のものがおすすめです。
「急に生理になった時にナプキンがない!」という困った状況を避けるためには、生理期間以外にも事前準備をしておくことが大切です。
日頃から次のような対処法をとっておけば、急な生理でナプキンがなくて不安になることもありませんし、生理日をより快適に過ごせるようになるでしょう。
生理の周期を計算しておけば、だいたいの生理の時期が分かるので、次の生理に備えてナプキンを準備できます。
生理周期は人によって差があり、体調などで不定期になることもありますが、女性の健康管理の1つとして自分の月経周期を把握しておきましょう。
生理周期を計算できるアプリもありますが、手帳やカレンダーなどに生理の始まった日を書き入れ、次の生理が始まるまでの日数を記録して自分で計算することもできます。
生理を3回ほど繰り返して記録すれば自分の生理周期が分かり、生理が始まりそうな時期にナプキンを携帯したり、生理痛がある人は薬を準備したりできるでしょう。
生理が不定期になりやすい人や、移動が多くてストックを備蓄できない人は、いつも持ち運ぶ化粧ポーチにナプキンやタンポンなど生理用品を入れておくようにすると安心です。
生理期間のようにたくさん持ち歩く必要はありませんが、とりあえずナプキンを1つ携帯していれば、もしもの時でも買いに行くまでの緊急対応ができます。
薄型のナプキンならかさばらないので、お守り代わりにポーチに入れていつも携帯しましょう。
予備のナプキンがあると、生理が酷くて手持ちのナプキンやタンポンを使い切ってしまった場合にも役に立ちますし、友達が困っている時に分けてあげられて重宝します。
生理予定日の前後に、おりものシートをつけておくようにすれば、想定外の生理が来た場合でも下着や服を汚すことがなく安心です。
生理が不順気味な人の場合は、普段からおりものシートをつけておくと、急な生理でも慌てることがなく落ち着いてナプキンを用意できます。
おりものシートは生理用ではないので、あまり吸水力はありませんが、ナプキンを使うほど量が多くない時や、生理が終わりかけの頃にも使えるので便利です。
かぶれたりシートがよれたりするのが心配な人には、コットン生地のおりものシートや羽つきのおりものシートもあります。
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洗濯して繰り返し使えるので、地球に優しいと評判の布ナプキンを用意しておくと、ナプキンを切らした時の生理時に使えます。
布ナプキンのメリットは繰り返し使えることだけでなく、生理時に敏感になる肌に優しくかぶれにくいことや、生理時のムレやニオイが軽減されることです。
しかし、洗濯の手間がかかったり、外出時に取り替えた布ナプキンを持ち歩いたりする手間があるので、紙ナプキンから急に布ナプキンに変えるのは抵抗があるかもしれません。
布ナプキンをお試し用に1つだけ用意しておいて、紙のナプキンを切らした時に試してみるのもよいでしょう。
サニタリーショーツが進化し、ナプキンがなくてもショーツだけで経血を吸水できる吸水ショーツを、ナプキン代わりにする人が増えています。
生理になりそうな時や、生理が不定期で旅行やおでかけが不安な人は、吸水ショーツを使うようにすると急な生理が来ても安心です。
ナプキンをストックする場所が少なく、あまり買い置きできない人は、ナプキンと吸水ショーツの併用を検討してみてもよいでしょう。
吸水ショーツは、吸収量やデザインなどいろいろなタイプがあるので、自分の好みにあったものを選びましょう。
必要に応じて、布ナプキンや羽つきナプキンを装着できる機能がある吸水ショーツも人気です。
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ナプキンがない時に急に生理が来て困ったことがある女性は、約90%。
応急処置としては、家ならキッチンペーパーなどの紙製品や、ハンカチなどの布製品、またはそれらを組み合わせて代用品にしましょう。
外出先なら、トイレットペーパーや清潔な布、または複数のアイテムを組み合わせて対処できますが、長時間の使用には向いていません。
生理になった時ナプキンがなくて不安になる状況を避けるためには、事前の準備と日頃の体調管理が大切です。
生理周期を計算しナプキンを携帯したり、おりものシートなどを使って、急な生理でナプキンがなく慌てることがないよう備えましょう。
- ナプキンがない時に急に生理が来て困った経験をした女性は約9割近くいる
- 家にいるときなら家庭にある紙製品や布製品を使ってナプキンの代用品にしよう
- 外出時はトイレにあるものや自分の持ち物を使って、応急処置をしよう
- 急な生理でナプキンがなくて不安にならないために、事前の準備や日頃の健康管理が大切
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