サニタリーボックスは使い捨てが便利?衛生的で不快感もなく環境に優しい生理用品の捨て方

サニタリーボックスは、トイレに備え付けておくものだと思っていませんか?

実は、最近のトレンドは使い捨てタイプのサニタリーボックスなんです。

使い捨てにすると、トイレ掃除がしやすくなったり外出先でも使えたりと、メリットがたくさんありますよ。

そこで今回は、サニタリーボックスを使い捨てにするメリットやデメリット、おすすめの使い捨てサニタリーボックスなどについて紹介します。

サニタリーボックスとは

そもそもサニタリーボックスとは、どんなアイテムなのでしょうか。

まずはサニタリーボックスの役割について簡単に紹介します。

「知っているようで意外と知らなかった」ということもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

サニタリーボックスの役割

サニタリーボックスの役割について見ていきましょう。

生理用品の廃棄

サニタリーボックスは、使用したナプキンやタンポンなどの生理用品を廃棄する専用のダストボックスです。

一般的には、小さなゴミ箱のような形をしており、トイレに1個備え付けられています。

自宅のトイレではその都度ゴミ箱に捨てる方もいますが、サニタリーボックスを設置してゴミがいっぱいになったら捨てる方もいるでしょう。

尿もれパッドなどの廃棄

サニタリーボックスは、ナプキンやタンポンだけを廃棄するゴミ箱ではありません。

近頃は、おりものシートや尿もれパッドなどを捨てるゴミ箱の役割もあります。

そのため、女性トイレだけでなく男性トイレにも必要なのではないかと議論している自治体もあるほど。

サニタリーボックスがあれば、他の人の目を気にせず使用したものを捨てられるため便利です。

一般のゴミ箱とは違う

サニタリーボックスは、生理用品、おりものシート、尿漏れパッドなどを捨てるためにある専用のゴミ箱です。

認識を間違えている方がいると、サニタリーボックスに一般ゴミを入れてしまい、本来の目的で使いたい人が利用できなくなります。

サニタリーボックスは、一般ゴミを捨てるゴミ箱のように容量が大きくないため、気をつけましょう。

使い捨てサニタリーボックスのメリット

従来通り「備え付けのサニタリーボックスでも良いのでは…」と感じる方もいるかもしれませんね。

ここでは、使い捨てサニタリーボックスのメリットについて紹介します。

使い捨てサニタリーボックスのメリットやデメリットを確認して、自分のライフスタイルにはどちらが向いているのかを考えると良いですよ。

そのまま捨てられる

通常のサニタリーボックスの場合、中にゴミ袋を備え付けて廃棄物がいっぱいになれば回収して捨てる必要があります。

また、ゴミ袋を備え付けていなければ、サニタリーボックスから直接廃棄した生理用品を取り出し、ゴミとして捨てなければなりません。

使い捨てサニタリーボックスなら、箱タイプ・袋タイプなどさまざまな種類があり、容量がいっぱいになるまで使ったら、そのままゴミとして捨てられます。

使用済みの生理用品を回収したり、中身を見たりする必要がありません。

人の目に触れにくい

使い捨てサニタリーボックスの種類によっては、上部を少し押せば入口が開く構造になっているため、中に入っているゴミを見なくて良いというメリットもあります。

また、そのまま捨てられるようになっているため、自分自身も他の人の目にも触れにくい点が魅力です。

衛生的

備え付けのサニタリーボックスの場合、ボックス内が汚れてしまったら掃除しなければなりません。

もちろん、ボックス上部のフタにほこりがたまることもあるため、定期的にボックスを清掃する必要があります。

その点、使い捨てサニタリーボックスであれば、中が汚れたとしても、ほこりがたまってもそのまま捨てられるため、衛生的です。

掃除しやすい

使い捨てサニタリーボックスの場合、生理が始まったときに設置すれば良いため、普段はサニタリーボックスを置かなくてOK。

そのためトイレ掃除も簡単にできます。

外出先でも使える

外出先でも使えることは、サニタリーボックスの大きなメリットです。

誰かの家へ遊びに行ったときに、設置されているサニタリーボックスを使うのは、少し気が引けるという方もいるでしょう。

また、サニタリーボックスが設置されていれば良いですが、設置していないトイレがあることも。

そういったときに、使い捨てサニタリーボックスがあればとても便利です。

中身が見えずコンパクトな構造になっているタイプが多いため、持ち運びも簡単。

いざというときに備えて、使い捨てサニタリーボックスをバッグに入れておけば安心です。

使い捨てサニタリーボックスのデメリット

使い捨てサニタリーボックスには、メリットだけでなくデメリットもあります。

ここでは、使い捨てサニタリーボックスのデメリットについて見ていきましょう。

材質によってにおいが気になる

生理の際は、特有のにおいが気になるもの。

においもれを防ぐジッパータイプの使い捨てサニタリーボックスであれば良いですが、材質によってはにおいもれが気になるケースがあるでしょう。

においもれが気になる方は、中にゴミ袋を入れて二重にするといった工夫をしておくと安心です。

費用がかかる

使い捨てタイプのため、ゴミがいっぱいになれば新しいものと交換する必要があります。

そのため、その度に費用がかかるという点がデメリットです。

ただし、100均で購入したりコスパの良いものを選んだりすれば、さほど費用は気にならないかもしれません。

サニタリーボックスが他の袋を破る

使い捨てサニタリーボックスには、袋タイプや箱タイプがあります。

箱タイプの場合、角があるため、指定のゴミ袋に入れた際に袋を破ってしまうケースがあるようです。

角に気をつけてゴミ袋に入れるか、あらかじめ角の部分をつぶしてゴミ袋に入れるなどの工夫をすると良いでしょう。

容量が小さい

使い捨てサニタリーボックスはコンパクトな分、容量も小さめです。

種類にもよりますが、使用済みナプキンが最大で10個ほどしか入らないという場合も。

「量が多くて何度もナプキンを交換する」という人は、一日に1つでは足りないかもしれません。

自宅用と外出用など、使い捨てサニタリーボックスを使い分けると良いでしょう。

おすすめの使い捨てサニタリーボックス

ここからは、どういった種類の使い捨てサニタリーボックスがあるのか紹介していきます。

それぞれにメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

ボックスタイプ

ボックスタイプは、必要なときにだけ組み立てて設置できるため、収納場所に困りません。

また、箱の上から押せば開き、ゴミを入れてしまえば閉まる仕組みになっているので中身を見なくて良いという点が魅力です。

チャック付き袋タイプ

チャックが付いた袋タイプの使い捨てサニタリーボックスは、中身が見えないようなデザインで、においもれも防げます。

消臭タイプになっているものもあり、コンパクトなため外出の際にバッグに入れておけば安心です。

袋タイプ

袋タイプでは、ちょっとしたプレゼントや雑貨などを入れるときに使われるクラフトバッグを使用します。

ボックスタイプよりもスリムで、ゴミとして捨てやすいというメリットもあります。

また、マチがあるタイプを使えば、生理用品を捨てる容量も大きくなるでしょう。

使い捨てサニタリーボックスを自分で作るなら

コストをできるだけ抑えたい方は、使い捨てサニタリーボックスを自分で作ってみると良いでしょう。

身近なもので簡単に作れるので、ぜひお試しください。

紙袋を活用

先ほど少し紹介しましたが、クラフトバッグは使い捨てサニタリーボックスになります。

そのまま使えて、中身を見ることなくゴミとして捨てることが可能です。

パンチで穴を開けてフックにかけるなど少し手を加えることで、おしゃれカフェのトイレのようなインテリアに変身します。

牛乳パックを活用

牛乳パックをサニタリーボックスとして活用することも可能です。

厚手の紙のため、においが気になりにくく、ゴミとして捨てやすいという特徴があります。

上部をクリップで留めたり、見た目が気になる場合はマスキングテープや紙で覆ったりすると良いでしょう。

使い捨てサニタリーボックスを使えば生理用品の処理も他人に気づかれず衛生的

使い捨てサニタリーボックスはコンパクトなタイプが多いため、ボックスごと捨てられ、ごみとして扱いやすく、他の人にも気づかれにくいです。

また、こまめに捨てられるため衛生的なのも嬉しいポイント。

使い捨てサニタリーボックスは少しコストがかかりますが、価格と容量をチェックしてコスパの良いアイテムを選べば、さほど気にならないでしょう。

ぜひ1度使い捨てサニタリーボックスを試してみてください。

この記事のまとめ
  • サニタリーボックスは生理用品などを捨てるゴミ箱
  • サニタリーボックスに一般ゴミを捨てるのはNG
  • 使い捨てタイプなら人目を気にせず捨てられ衛生的
  • コストがかかったり容量が小さかったりするのが難点
  • さまざまな種類の使い捨てサニタリーボックスがあるので、好きなタイプを選べる

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