生理が予定日以外にきて焦った経験はありませんか?
急な生理で困った経験をしている女性は予想以上に多く、とくに生理が始まったばかりの子どもは、周期が安定せずに大人以上にパニックになってしまうことも。
そんな時に代用品の代表になるのが「トイレットペーパー」です。
今回はトイレットペーパーを代用する際の注意や、急な生理に焦らないようにする対処法も解説します。
子どもたちにも教えておくと、いざという時安心ですよ。
急な生理で、手元に生理用ナプキンがない場合はトイレットペーパーで代用が可能です。
トイレにも流せるので重宝しますが、経血がついて濡れるとすぐに破れてしまうため、こまめな交換が必要になります。
また、あくまで一時的な処置のため、衛生面や漏れの防止を考えると長い時間トイレットペーパーだけで対応するのはおすすめできません。
一旦トイレットペーパーで凌いだあとは、早めに生理用ナプキンを手に入れて替えるようにしてください。
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では、実際にトイレットペーパーで生理用ナプキンの代用品を作る方法を、具体的にご紹介します。
1.トイレットペーパーを巻く
※厚さが1~2cm、長さと幅が普通の生理用ナプキンと同じになるように
2.巻いたものを下着の股部分に置く
3.別途でトイレットペーパーを長めにちぎる
4.ちぎったトイレットペーパーを下着に巻き付ける
※先に置いたペーパーを固定するように、横向きで巻きつける
トイレットペーパーの巻き回数は、経血量に合わせて調節してください。
もし長時間、生理用ナプキンを手に入れられない場合は、股に充てる部分のトイレットペーパーを2層にしておくと安心です。
一番手軽なのは、トイレットペーパーで作る即席ナプキンですが、それ以外のアイテムもいざという時に役立ちます。
ただし、生理用ナプキン以外の代用品は、長時間の使用で肌トラブルや雑菌繁殖を起こすため、あくまで一時的処置であることを忘れないようにしましょう。
ここでは、外出先・自宅とシチュエーション別の対処法を紹介します。
突然、生理が始まった時、特に対応に困るのが外出先です。
トイレの入り口にナプキン販売機があったり、備え付けサービスがあったりする施設もありますが、無い所のほうが多いのが現状。
そこで、手持ちのアイテムを使って一時的な対処法を知っておくと安心です。
ティッシュペーパーを持っている場合は、前項で紹介したトイレットペーパーナプキンの間に挟んでください。
トイレットペーパーだけの場合よりも経血の吸収力が増すため、下着や服へ血がついてしまうのを防止できます。
ただし、通常のティッシュペーパーはそのままトイレに流せないので、処理する際には、サニタリーボックスへ捨てるようにしましょう。
ミニタオルやハンカチがある場合は、トイレットペーパーで作った即席ナプキンを、ハンカチの上に斜めに置いて包みます。
ハンカチを裏返して下着に乗せれば、トイレットペーパーだけの時よりも漏れ防止力がある即席ナプキンとなります。
ミニタオルやハンカチを使用する場合は、できる限り清潔な場合のみにしてください。
デリケートゾーンは菌が繁殖しやすいため、手洗いなどで何度か使用した後の場合は使用を避けましょう。
メイク用のコットンを持っている場合も、代用品に役立ちます。
こちらも、トイレットペーパーで作った即席ナプキンの間に挟みこむと、経血をより吸収してくれます。
ただし、ティッシュペーパー同様にそのままトイレに流すのはNGですので、処理する際はしっかりとサニタリーボックスへ捨ててください。
自宅でも、生理用ナプキンのストックを忘れていたケースがあります。
その際には外出先よりも、さまざまなアイテムを代用品することが可能。
慌てずに一時処置をして、ナプキンを買いに行きましょう。
キッチンペーパーは、トイレットペーパーやティッシュペーパーよりも水分に強い点が特徴です。
ある程度の厚みもあり吸水性にも優れているため、紙製品で代用するには一番適しているといえます。
作り方はトイレットペーパーと同じで、折りたたんだり数枚を重ねたりして、下着に重ねてください。
しかし、これもあくまで一時的な対処のため長時間の使用は避けましょう。
自宅に、いらなくなった布製品がある場合も代用ナプキンが作れます。
この時は必ず洗濯済みで清潔なものを使うようにしてください。
作り方はミニタオルやハンカチと同じで、いらなくなった布を正方形に切ってナプキンサイズに折りたたんだトイレットペーパーなどを包みます。
吸水性のいい布なら、紙で作るよりも長時間経血の漏れを防くことが可能です。
キッチン用ラップで下着の股部分を包み、その上に紙もしくは布で作った即席ナプキンをあてがうと、より漏れ防止効果が高くなります。
ただし、ラップは元々密閉が目的のため通気性が悪い素材です。
長時間の使用を避けるのはもちろん、肌の弱い人は特に注意してください。
生理は正常な周期の人でも、予定日より1~2日ずれることがあるものです。
また、ホルモンバランスの乱れなどによって予期していない時に来ることも。
そのため、急に生理が来ても慌てないように準備するのも大切です。
ここで、急な生理に慌てないようにする対処方法を紹介します。
生理予定日の近くになったら、念のため生理用ナプキンを付けるのも効果的ですが、まだ始まってないのに付けるのは不快感があって嫌だという人もいるでしょう。
その場合は、おりものシートを活用するのがおすすめです。
おりものシートは薄いうえ、2枚重ねの製品も発売されており、トイレで清潔なものにサッと変更できます。
しかし、生理用ナプキンよりも吸水力が少ないため、生理初めにドバっと経血が出てしまう人には向きません。
経血量が多い人は、紙ナプキンよりも付けた時の違和感が少ない、布ナプキンを予防としてつけるのもおすすめです。
新しい生理用品としても注目されている「吸水ショーツ」の着用もおすすめです。
ショーツ自体に吸水性と漏れ防止機能があるため、急な生理にも対応できます。
履き心地は普通のパンツと変わらないため、ナプキンやおりものシートを使うことに不快感を抱く人は、ぜひ取り入れてみましょう。
一番大切なのは、やはり生理用品を常備しておくことです。
家ではもちろんのこと、外出する時も日頃から生理用ナプキンを持ち歩く習慣をつけておきましょう。
生理用ナプキンを持ち歩くための可愛いポーチもなども、数多く発売されています。
ティッシュやハンカチと同じように、衛生用品のひとつとして持っていれば急な生理にも焦らず対応できます。
また、友達など周りの人が急に生理になってしまった時の助けにもなるでしょう。
急な生理には、トイレットペーパーなどのアイテムでナプキンの代用が可能です。
日常はもちろん、災害時などにも使えるアイディアですので、ぜひ今回の記事を参考に覚えておいてくださいね。
また、最近では商業施設やオフィス・学校・公衆トイレなどで無料ナプキンを提供する「Oitr (オイテル) 」というサービスが広がっています。
「Oitr (オイテル) 」は日本で問題になっている生理にかかる経済負担・貧困の格差に着目し、女性の生理負担を支援したいとして始まった取り組みです。
専用のアプリをダウンロードし、トイレに設置されているディスペンサーにスマホを近づけると、ナプキンが無料で受け取れます。
将来的に設置個所が広がっていくとともに、公式サイトではすでに設置済の施設を確認できますのでぜひ合わせてチェックしてみてください。
- トイレットペーパーは生理用ナプキンの一時的な代用品になる
- 本来の使用目的とは異なるため、長時間の使用は厳禁
- ハンカチやいらない布など、トイレットペーパー以外にもナプキンの代用品になるアイテムはある
- 常にストック&持ち歩くことが急な生理への一番の対処法
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- MAIL:sp@oitr.co.jp
- TEL:03-6778-4254 (平日10時~17時)
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