アフターピルの副作用はいつから出る?いつまで続くのかや症状を抑える方法を解説

※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR

アフターピルは、避妊をしなかった性交渉のあと、望まない妊娠を回避するために服用する薬です。

「アフターピルで体に悪影響はないの?」「アフターピルを飲んでから具合が悪くて心配」といった不安を感じる人もいるでしょう。

今回はアフターピルの副作用について、症状があらわれる時期やつらいときの対処法を解説します。

アフターピルの副作用とは

アフターピルの副作用はさまざまありますが、多くの人に起こりやすい症状を詳しく解説します。

発熱

アフターピル服用により体内の黄体ホルモン量が急に増えることで、基礎体温が上昇して微熱になる人がいます。

アフターピルの副作用では、風邪など感染症にかかったときのような高熱はめったに起こりません。

服用したあと微熱が数日間続くことがありますが、大半は一時的なものです。

基礎体温が高温のまま3週間以上続き、生理予定日が過ぎても月経が来ないようなら、避妊失敗の可能性があります。

市販の妊娠検査薬を使って妊娠の有無を調べましょう。

眠気

アフターピルを飲んだあとに眠気が起こることがあり、授業や仕事に支障が出ることがあります。

危険がともなうため、車の運転は控えましょう。

眠くなる症状はほとんどの場合、服用してから24時間以内に解消します。

眠気の副作用には、アフターピルの成分に含まれる黄体ホルモンが深くかかわっています。

黄体ホルモンが体内で分解されると「アロプレグナノロン」という物質がつくられ、眠気を引き起こす神経に働きかけるため、アフターピルを服用した後に眠くなるのです。

吐き気

吐き気はもっとも多いアフターピルの副作用です。

吐き気の副作用は、黄体ホルモンの影響により、胃腸の働きが低下するため起こります。

レボノルゲストレル法よりヤッペ法の方が吐き気が起こりやすいというデータがあります。

強い吐き気により、アフターピル服用後2時間以内に嘔吐してしまうと、薬の成分が十分に吸収されず避妊効果が得られない可能性も。

もう一度飲み直しする必要があるため、嘔吐してしまった際はアフターピル処方してもらった医療機関へ問い合わせましょう。

不正出血

アフターピルの服用により、ホルモンバランスが急激に変わるため、不正出血が起こることがあります。

服用後3日以上経過してからの出血は、アフターピルにより人工的に生理を起こす「消退出血」が始まったと考えられます。

消退出血とは、血液中の女性ホルモンが減少し子宮内膜が剥がれ落ちて出血することです。

消退出血の出血量が少なすぎたり、出血が続く日数が短すぎたりした場合は、妊娠の可能性がないか婦人科クリニックの医師に相談しましょう。

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アフターピルの副作用はいつから始まる?

アフターピルの副作用は、服用2〜3時間後から始まることが多くみられますが、個人差が大きいです。

体質によっては副作用が起こらない人もいます。

ヤッペ法では薬を2回服用するため、それぞれの服用時点で副作用が起こる可能性があります。

アフターピルの副作用が出る確率は?

緊急避妊に使用した薬や副作用症状の種類によって、副作用が出る確率が異なります。

WHOが比較した調査結果は以下のとおりです。

ヤッペ法レボノルゲストレル
吐き気51%23%
嘔吐19%6%
下腹部痛21%18%
頭痛20%17%

副作用は全体的にみて、レボノルゲストレル法よりヤッペ法の方が起こりやすいという結果があります。

避妊成功率はレボノルゲストレル法の方が良好なため、近年ではヤッペ法で使うプラノバールは緊急避妊薬として用いられることが少なくなっています。

参考:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針

アフターピルの副作用はいつまで続く?

副作用の症状があらわれてから24時間以内に解消することがほとんどです。

アフターピルを服用してから数時間後に吐き気・頭痛・眠気が起こっても、安静に過ごしていれば症状はだんだん軽くなっていくため、心配し過ぎないようにしましょう。

アフターピルの副作用がつらいときは?

アフターピルの副作用は大半が軽症で済みます。

なかには副作用症状が強くあらわれて、つらく感じる人もいるでしょう。

以下から自分でできる対処方法について紹介します。

吐き気止め・解熱鎮痛剤を服用する

どうしても副作用がつらいときは、症状に応じた薬を服用しましょう。

市販薬の吐き気止め薬は、吐き気の原因となる病気や症状を抑える薬であるため、アフターピルによる吐き気には効果が得られない可能性があります。

吐き気の副作用が心配なときは、アフターピル処方してくれる医療機関で相談しましょう。

頭痛のときは市販の解熱鎮痛剤が使用できます。

ただしヤッペ法の場合は、アセトアミノフェン含有の薬は避けるようにしてください。

薬どうしの飲み合わせが悪く、副作用が起こりやすくなってしまうためです。

レボノルゲストレル法やウリプリスタール法の場合は、どの解熱鎮痛剤でも避妊効果に支障はありません。

コーヒーを飲む

アフターピルを服用後、眠気がつらくなってきたらコーヒーや紅茶などカフェインが入った飲み物をとってもよいです。

カフェインには、眠気を解消したり集中力を高める効果があります。

カフェインと緊急避妊薬との飲み合わせは問題ありません。

カフェインの入った飲み物をとり過ぎると、動悸・不眠・下痢・吐き気の原因になるため、1日2~3杯程度におさえましょう。

副作用が長引く場合は病院へ

アフターピルを服用して副作用が強く出てしまい、安静にしたり市販薬を使ったりしても改善がみられないようなら、単なる副作用ではない可能性もあります。

数日経ってもつらい症状が改善しないときは、医療機関を受診してください。

その際は緊急避妊薬を服用したことを医師に伝えましょう。

アフターピルの副作用は服用した当日中にあらわれる!服用後は安静にして過ごそう

アフターピルの主な副作用は、吐き気・眠気・不正出血・基礎体温の上昇・頭痛です。

副作用が出る確率は、レボノルゲストレル法よりヤッペ法の方が高いというデータがあります。

アフターピルの副作用は、服用2~3時間後からあらわれ、たいてい24時間以内に解消するため、服用後は安静にして過ごすことをおすすめします。

副作用症状でつらいときは、症状に合わせた薬を服用したり、カフェイン入りの飲料で眠気を覚ましたりするなど対処しましょう。

この記事のまとめ
  • アフターピルの主な副作用は、吐き気・眠気・不正出血・基礎体温の上昇・頭痛がある
  • 副作用が出る確率は、レボノルゲストレル法よりヤッペ法の方が高い
  • アフターピルの副作用は、服用2~3時間後からあらわれるが、たいてい24時間以内に解消する
  • アフターピルの副作用でつらいときは、症状に合わせた薬を服用したり、眠気覚ましの飲料をとったりして対処する

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