ピルの副作用による吐き気はいつまで続く?対処法や気持ち悪さ以外の症状についても解説

※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR

経口避妊薬であるピルは、避妊はもちろん生理痛・月経困難症・子宮内膜症といった、婦人系トラブルにも効果的な薬です。

しかし調べていると、副作用による吐き気を訴える声を多く目にします。

吐き気の程度は人それぞれですが、これから飲み始めようか検討している人には、日常生活への影響なども考えると、一番気になる点になるでしょう。

そこで今回は、ピルの吐き気についての基礎知識や継続期間、起きた場合の緩和方法について紹介します。

ピルの副作用で吐き気が起こる原因は?

ピルには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の類似ホルモンが含まれています。

このホルモンの働きにより、脳は「この体は妊娠した」と勘違いし、つわりに似た症状つまりは「吐き気」が発生してしまうのです。

また、ピルは女性ホルモンの量を無理矢理変化させるため、ホルモンバランスの乱れに敏感な人も吐き気の副作用が出やすくなります。

副作用の出現は人それぞれのため、全く出ない人もいれば多少の胸やけ程度で済む人もいるでしょう。

しかし「吐き気」はピルの副作用のなかで、一番発生頻度が多い症状です。

初めて飲む場合は、吐き気が起こる可能性も覚えておきましょう。

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ピルの副作用による吐き気はいつまで続く?

ピルは飲み始めて1週間程で避妊効果が出始め、飲み続けることでその効果を持続させる薬です。

しかし、ピル自体が完全に体へ馴染むには1~3ヶ月程かかり、吐き気の副作用もこの間続くとされています。

ピルの副作用による吐き気の対処法

ここでは、ピルの副作用が原因で起こる吐き気の対処法について紹介します。

吐き気止めの服用

ピルによる吐き気は、吐き気止めの服用で緩和が可能です。

実際に、クリニックで初めてピル処方される場合は、吐き気止めも一緒に出されることもあります。

市販品の使用でも問題ありませんが、念のため医師に相談してから服用したほうが安全です。

楽な姿勢で体を休める

吐き気は、楽な姿勢を取ることで緩和できる場合があります。

休める場所があるときは、以下のポイントを参考にできるだけ楽な姿勢で体を休めましょう。

  • 前かがみは避け、足を投げ出し背中を預ける姿勢を取る
  • 嘔吐がある場合は誤嚥を避けるため横向きに寝る
  • 締め付けるような下着や服は避け、ゆったりした服装になる

また、横向きになる場合はクッションや抱き枕を抱えるとリラックスした姿勢がとれます。

座っていたほうが楽な場合は、無理に横にならなくても問題ありません。

ピルの服用時間を変える

吐き気が心配な場合は、夕食後数時間経ってからや就寝前の服用がおすすめです。

とくに就寝前は、酷い吐き気でなければ眠りに就くことで吐き気の感覚自体を忘れられます。

ただし嘔吐が続く場合は、就寝前に飲むと睡眠に影響が及んでしまうため避けるようにしましょう。

ピルの種類を変える

吐き気止めの服用やセルフケアなどをおこなっても、我慢できない吐き気や嘔吐が続く場合はピルの種類を変える方法もあります。

ピルと一言でいってもさまざまな種類があるため、薬自体を変えることで吐き気が緩和するケースがあるのです。

まずは1~2週間ほど様子を見て、この時点で吐き気止めが効かないほど酷い症状がある場合は、すぐに医師へ相談しましょう。

ピルの服用後に吐いてしまった時の対処法

ピルの内服後に、強い吐き気で嘔吐してしまうケースも少なくありません。

この場合、飲んだ薬がしっかり吸収されたのか不安になります。

ここでは、服用後にピルを吐いてしまった場合の対処法について紹介します。

服用後2時間以内の嘔吐

ピルは体に吸収される「最高血中濃度」に達するまで、約2時間とされています。

服用から2時間以内に嘔吐した場合は、速やかに再度服用してください。

2時間を超えてから嘔吐した場合は、当日中の服用はせず、翌日の決まった時間に再度服用開始します。

24時間以上続く嘔吐

嘔吐が24時間以上続いている場合は、ピルがしっかり吸収されずに効果が得られていない可能性があります。

従ってピルの服用は一旦中止してください。

症状が収まってもすぐに服用は再開せず、必ず医師に相談して今後の服用について話し合いましょう。

とくにオンラインクリニック・オンラインピルを利用している人は、嘔吐の原因が副作用以外の場合もあるため、対面で検査ができるクリニックを受診してください。

吐き気以外で注意したいピルの副作用

ピルの服用において、吐き気以外に不正出血や太りやすくなるといった他の副作用も見られます。

そのなかでもとくに気を付けたい副作用が「血栓症」です。

ピルに含まれる「エストロゲン」は、血液を固まりやすくしてしまう「凝固作用」があります。

そのため、年齢・体質・既往歴によっては血栓症リスクが高まるため、注意して使用しなければいけません。

ピルを服用して、3ヶ月以内が血栓症の出やすい時期とされています。

血栓ができた場合は、以下のような症状が確認されるため、服用を中止して医師に相談してください。

  • 頭痛・胸痛
  • けいれん
  • 意識障害
  • むくみ
  • 息苦しさ
  • 呂律が回らない

また、通常の低用量ピルが服用できない場合でもミニピルであれば使用できるケースがあります。

ミニピルは「卵胞ホルモン(エストロゲン)」を含まず、黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ配合されている薬です。

低用量ピルと同等の避妊効果がありながらも血栓症リスクがほとんどなく、吐き気や頭痛などの副作用が少ないので心配な人はこちらを検討するのもいいでしょう。

ピルによる吐き気は頻度の高い副作用!無理せず対処しながら様子を見よう

ピルの服用による吐き気は、副作用のなかでも最も頻度が高いと言われています。

体に馴染めば副作用自体は自然になくなっていきますが、その期間が数か月かかるケースもあるため、症状が酷い場合は無理せず医師に相談しましょう。

上手く服用できれば、生理トラブルの緩和に大変有効な薬なので自分に合ったピルを探していきましょう。

この記事のまとめ
  • ピル服用による吐き気は最も多い副作用
  • 吐き気止めや薬の種類変更など対処方法がある
  • 酷い吐き気・嘔吐が続く場合はすぐ医師に相談する
  • 吐き気の他にも「血栓症」の副作用に要注意

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