PMSは病院に行くべきか?受診するタイミングや検査方法など解説

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PMS(月経前症候群)の症状は人によって様々です。

PMSで心身が不調になった時に「病院で相談しようかな」と考えた経験がある方もいるのではないでしょうか。

PMSだと思ったらいつ病院に行けばいいのか、どんなことをするのか知りたいですよね。

この記事では、PMSで病院に行くべきか、病院で行われる検査や治療法を紹介しています。

PMSは病院に行くべきか?

PMSは生理(月経)に関連して起こる心身の不調で、PMSの症状は生理の5日前頃から強く現れますが、生理が始まると緩和されます。

PMSの原因ははっきりわかっていませんが、

  • 女性ホルモンや神経伝達物質の変化
  • 生活習慣や自律神経の乱れ
  • ストレス

といった複数の要素があると考えられています。

症状の現れ方にかなり個人差はありますが、

  • お腹や胸の張り
  • 頭痛
  • むくみ
  • イライラ
  • 抑うつ状態

を感じる人が比較的多いようです。

過去3ヵ月を思い出してみて「生理前にこれらの症状のうち1つ以上があるものの、生理が始まると改善する」といった場合はPMSの可能性があります。

一緒に生活している家族やパートナーに自分の生理前の様子を聞いてみてもいいでしょう。

PMSは適切な対処法で症状を改善できます。

PMSの症状で日常生活に困りごとが起こると感じたら、病院の受診がおすすめです。

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PMSで病院に行くタイミングは?

PMSの症状によって毎月心身のつらさを感じて職場や家庭で支障をきたしている、生理前の不調が続いている場合は早めに産婦人科もしくは婦人科を受診しましょう。

生活習慣を見直してセルフケアしても症状が良くならない、適切な対処法のアドバイスが欲しい、という方も病院の受診がおすすめです。

専門の産婦人科医(または婦人科医)がPMSかどうか診断し、医師と相談して治療方針を決められます。

生理周期のうち、受診のタイミングは特に決まりがありません。

自分がつらいと感じたタイミングで問題ないでしょう。

治療にあたり必要に応じて受診時期を指定される可能性もありますが、特に決まりはありません。

PMSでは婦人科・心療内科どっちを受診する?

イライラ、抑うつ、不安など精神的な症状が強い場合、受診するのは婦人科でいいのか、心療内科のほうがいいのか迷うことがあるかもしれません。

基本的にどちらでも大丈夫ですが、精神的な症状が非常に強い場合はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。

著しい精神症状がある場合、治療に抗うつ薬を用いる場合があるので精神科の受診も検討してみましょう。

PMS症状に加えて生理周期が不安定である、など婦人科に関わる不安もある場合は婦人科、制御できないほどのネガティブな感情が現れる場合は心療内科で相談してみてください。

PMSの診断のために病院で行う検査は?

PMSでは、主に以下の項目を検査します。

婦人科領域以外の病気の可能性を除外し、つらいと感じている症状がPMSによって起こっているかどうか調べるためのものです。

具体的には、悩んでいる症状を医師に伝え、身体全体の状態を調べる検査、子宮や卵巣などの状態を調べる検査です。

医師が必要と判断した検査が行われるため、内容には個人差があります。

問診

どのような自覚症状があるかを調べます。

他の検査を実施するかどうかの判断材料としても重要です。

日頃から「いつから・どんな症状が・どのくらいの期間」起こるかをメモしておくと役に立ちます。

内診

膣の中に指を入れ、子宮の形や大きさ、向き、癒着、痛みがあるかどうかを調べます。

膣に指を入れられない場合は肛門から指を入れる「直腸診」を行う場合があります。

内診を希望しない方は、医師に相談しましょう。

ホルモン検査

採血をしてホルモンバランスを調べます。

採血で排卵が起きているかなど女性ホルモンの働きを判断するほか、採血ではホルモンの他に貧血や肝機能など全身の状態を調べることもある重要な検査です。

尿検査

血液検査と同様に、ホルモンの状態を調べます。

エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンのバランスの変動がPMSの原因の1つと考えられており、他の症状と併せて診断をつけるための大切な情報です。

超音波検査

超音波診断装置を使って、子宮や卵巣の状態を画面に写し出して調べます。

器質性月経困難症や機能性月経困難症との鑑別にも役立つ検査です。

腟からの超音波検査が一般的ですが、苦手な方はお腹の上から超音波検査をすることもあります。

PMSの治療法は?

PMSだと診断されても、患者さんが日常生活を問題なく送れていると感じている場合は、治療せずに経過観察することがあります。

生理痛や精神症状がつらいと感じている方は、症状に応じて薬の服用や生活改善に取り組んで症状の軽減を目指します。

治療方法は、主に生活習慣の改善と薬の服用によるものです。

まず自分の生活を見直して改善策を試し、それでも改善しない場合は薬の使用が検討されます。

薬物療法

PMSの治療薬には、大きく分けて2種類あります。

つらいと感じる症状を和らげる対症療法に用いる薬と、排卵を起こさないようにして生理を止めて症状を抑える薬です。

妊娠を希望しない場合は生理を止める低用量ピルが使われることが多いようですが、PMS症状の緩和に効果的な漢方薬も複数あります。

症状と体質に合わせたものを服用し、婦人科で処方されるものでは「桂枝茯苓丸加薏苡仁、当帰芍薬散、加味逍遙散」などが有名です。

対症療法として、浮腫みの解消や頭痛などに効果がある薬や、精神的な症状が強い場合は抗うつ薬が処方されることもあります。

その場合は月経困難症(PMDD)の可能性も考慮して精神科の受診が勧められることもあります。

生活習慣の改善

薬物療法は必要ないと感じた場合でも、生活改善によるセルフケアはPMSに非常に効果的です。

月経周期とPMS症状の関係を記録し、いつ・どのような症状が出るのか把握すると不安やストレスの軽減につながります。

また、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動といった規則正しい生活もPMSの症状緩和に効果的だと言われています。

PMSがつらい時は病院に行くべき!1人で悩まずに相談してみよう

PMSの症状で心身共につらいと感じたら、病院を受診しましょう。

婦人科で相談できますが、特に精神的な症状がつらい方は心療内科や精神科でも大丈夫です。

ホルモンバランスや子宮、卵巣の状態を検査してPMSと診断されれば症状改善のために適切な治療を受けられます。

ピルや漢方の使用や生活習慣の改善といった治療を個人に合わせて行います。

PMSは適切な治療によって改善可能です。

1人で悩まずに、まずは婦人科などを受診して相談してみましょう!

この記事のまとめ
  • PMSは婦人科や心療内科で検査や治療ができる
  • 症状は様々でも、個人に合わせて薬の使用や生活習慣の改善で軽減できる
  • PMSに悩んだ時は、一度病院を受診しよう

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