生理前になると身体的・精神的に辛い症状が現れる「PMS(月経前症候群)」。
生理があるうちは仕方ない症状として、耐えている人も多いですが、PMSは治療方法もある病気です。
今回は、PMSについて診断基準とともに、セルフチェックできる診断項目を紹介します。
自分の生理前の不調と合わせて考え、当てはまる項目がある場合は、病院で検査を受けましょう。
PMSは月経前に身体的・精神的に不調が現れる病気です。
症状の現れ方や程度にはかなり個人差があり、生理前だからと諦めている人も多いですが、それはPMSで治療に該当する可能性があります。
PMSは主に婦人科や心療内科で相談でき、診断基準は以下の通りです。
- 過去3ヶ月連続および月経前5日間で、身体・精神的な症状が出現した。
- 月経開始から4日以内には症状がなくなり、以降13日目まで再発しない
- 症状は薬の服用やアルコール摂取に由来するものではない
- 身体・精神的な症状により日常生活に明らかな支障をきたす
診断方法はその病院によって多少異なりますが、基礎体温を付けておき、一緒に提出するとより正確な診断の材料となります。
生理が始まる前に、身体・精神的な症状が出る人は自分がPMSなのか気になりますよね。
ここでは、身体・精神面別にPMSとして表れる代表的な症状を一覧化しました。
YESかNOで回答して、毎月の生理前に起こる症状としてひとつでも当てはまる人は、一度専門医の診察を受けるようにしましょう。
- 倦怠感がある
- めまいや動悸が起こる
- 食欲が増す
- 頭痛が起きる
- 腹部の張りや吐き気がする
- 下腹部痛がある
- 体がむくむ
- 過眠もしくは不眠になる
- 乳房の痛みや張りがある
- 下痢や便秘が起きる
- 理由なくイライラする
- 急に涙が出る
- 無気力になる
- 怒りっぽくなる
- 集中力がなくなる
- 感情がコントロールできない
- 強い不安感がある
- 常に緊張状態になる
- 憂鬱な気分になる
- 失敗・物忘れが多くなる
セルフチェックはいかがでしたでしょうか。
紹介した項目の中で、毎月の生理前に起こる症状として我慢しているものがある場合は、PMSの可能性があります。
毎月の自分の体調を振り返り、症状に対して適切な対処をすることでPMSの辛さは軽減できます。
決して「生理前だから仕方ないこと」と諦めずに、専門の病院で相談してみてくださいね。
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